静岡県浜松市生れ。
幼少よりピアノを荘良江氏の許で習い始める。
荘先生の幅広い豊かなご指導の賜物で、幼い頃より四家文子氏（ソプラノ）伊藤京子氏（ソプラノ）荘智世恵氏（メゾ･ソプラノ）山田昌弘氏（バリトン）等々、多くの音楽家の生の演奏に触れる機会に恵まれ、次第に声楽家への道を志すようになる。高校一年から声楽を、当時東京藝術大学教授であった畑中良輔氏に師事。
また高校二年から畑中先生の奨めで、瀬山詠子氏（現、東京藝術大学名誉教授）に発声法を学ぶ。愛知県立芸術大学及び同大学院では、ドイツ･ベルリンで活躍した平田黎子氏に師事。おもにドイツ歌曲を学ぶ。大学時代には当時、大学客員教授だったゲルハルト･ヒュッシュ氏のレッスンも受ける機会に恵まれた。さらに大学院修了後も恩師平田黎子先生が亡くなられるまでの十余年間を、先生の許で研鑽を積む。
大学院在学中から演奏活動を始め、ドイツリーター･アーベント（ソロコンサート）や柳川御花でのディナーショー、名古屋コンサート協会における様々なコンサート、ジョイントリサイタル、ギャラリーコンサート、チャリティーコンサート、福岡モーニングコンサート、アジア現代音楽祭等に出演。名古屋、東京、浜松、福岡の各地で演奏活動を展開している。
現在、後進の指導にあたるほか、むなかた市民学習ネットワーク「やさしい声楽」で、シニアの仲間達とともに「歌って健康に！笑顔で豊かな人生を！」をモットーに、日本歌曲、イタリア歌曲、ドイツ歌曲等々を楽しむ活動も行っている。